[2023_11_10_07]小笠原諸島・硫黄島沖に新島、海底火山の噴火で形成…気象庁「噴火活動が弱まり消える可能性も」 (読売新聞2023年11月10日)
 
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小笠原諸島・硫黄島沖に新島、海底火山の噴火で形成…気象庁「噴火活動が弱まり消える可能性も」

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 気象庁は9日、小笠原諸島・硫黄島(東京都)の沖合で先月下旬から海底火山の噴火が活発になり、 堆積した岩石などで南北に長さ約300メートルの陸地(新島)が形成されたと発表した。今月4日以降は噴火活動が次第に弱まっているため、波の浸食によって新島が消える可能性もあるという。
 噴火は、硫黄島の南約1キロの沖合で10月21日から活発化。土砂を含む水柱が最大で約100メートルの高さまで断続的に噴き出し、周辺に堆積物で新たな島ができた。
 小笠原諸島では、2021年8月にも海底火山「 福徳岡ノ場 」が噴火し、新島が一時的に形成された。気象庁は「噴火活動が弱まっており、今回も長く残らない可能性がある」としている。
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