[2023_11_07_02]廃炉以外に道はない、東海第二原発取水口防潮堤の基礎部分工事のずさんが、内部告発で明らかに 11月1日 大名美恵子(茨城県東海村・村議)(たんぽぽ2023年11月7日) |
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◎東海第二原発の再稼働反対 原電本店前行動にご参加のみなさん、お疲れさまです。 9月6日に、東海第二原発の工事関係者から「取水口防潮堤の基礎部分の工事が大変ずさんでこのまま放置できない」と、告発を受けました東海村議の大名美恵子です。 告発者は、「原電と工事元受けの安藤・間(ハザマ)に、この施工不良がまるで無かったかのように取り扱われたら大変だ。早期に明らかにしなければならない」と、訴えられました。 そして「工事をやるんだったらキチンとやるべき。キチンとやらないならやめるべき。防潮堤は原子力発電所を守るだけではなく国民の命を守るもの。福島の悲劇を繰り返さないための重要なプロジェクト」とも言われました。 ◎津波から取水口を守る防潮堤建設は、原電自らも「安全性向上対策工事の要」と言っている通り、本当に重要な工事のはずです。 しかし、工事の状況は、基礎となる2つの柱ともコンクリートの未充填や鉄筋の変形が明らかとなり、さらに今わかっている片方の柱に沈設すべき鉄筋カゴが高止まりしたままというひどさです。 原電は、この高止まりの状況については住民に明らかにしていません。 そもそも、この告発を受けた私たちの調査や公表が無かったら原電は、この不良工事を一切公表しなかったのではないかと思います。 5月に東海村議会が、7月に6市村が現場視察を行いましたが、「工事は順調」としか説明しなかったことからも容易に想像できます。 ◎原電は、すべての工事を中断し、行政や住民に丁寧な説明を行い、不良工事の補修ではなくやり直しを再発注すべきです。 いずれにしても、住民の命、暮らし、環境を絶対脅かすことはないと言えない原発は、再稼働ストップ・廃炉へ、力を合わせましょう。ともに頑張りましょう。 ≪とめよう!東海第二原発首都圏連絡会≫より補足 大名美恵子(東海村・村議)のメッセージです。 11/1(水)第64回日本原電本店抗議行動の参加者に読み上げて伝えました。 |
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