[2023_10_30_02]福島第1原発、実際に飛散した廃液は数リットル 当初説明した量の数十倍(河北新報2023年10月30日)
 
参照元
福島第1原発、実際に飛散した廃液は数リットル 当初説明した量の数十倍

 20:20
 東京電力福島第1原発の汚染水を浄化する多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中、放射性物質を含む廃液が体に付着して協力企業の作業員2人が一時入院した問題で、東電は30日、飛散した廃液は数リットル程度だったと発表した。
 当初は100ミリリットルが床にこぼれたと説明したが、協力企業への聞き取り調査で、実際の飛散量は数十倍だったことが判明した。
 東電によると、外部漏えいなど異常は確認されていない。除染のため福島県立医大病院(福島市)に入院し、28日に退院した作業員の体調も問題ないという。
 東電は25日午前のトラブル発生時に作業に従事していた5人に関しても、1次下請け企業1社の所属としていたが、3次下請け3社の所属だったと訂正した。
KEY_WORD:ALPS洗浄_廃液浴びる_:UKU1_:汚染水_: