[2023_08_17_08]歴史刻む氷床発見 核実験など、「人新世」指標に(産経新聞2023年8月17日) |
参照元
2023/8/17 17:05 東京大などのチームは、核実験や原発事故、使用済み核燃料再処理工場由来とみられる地球規模の放射性物質放出の痕跡を、北極圏の氷床で確認したと、国際学術誌電子版に発表した。分析に利用した放射性物質は長期にわたり環境に残るため、人類が地球に及ぼした影響を刻む新たな地質年代「人新世」の有効な指標になり得るという。 チームが着目したのは、放射性物質の量が半分になる半減期が1570万年の「ヨウ素129」。自然界にも存在するが、大半は核実験や原発など人為的な核利用で生成されるという。 |
KEY_WORD:地質学_: |