[2023_08_08_07]再生エネ、原発5基分ムダ(その2止) 九電、再生エネ出力制御増加 電力需給、改善に難題(毎日新聞2023年8月8日)
 
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再生エネ、原発5基分ムダ(その2止) 九電、再生エネ出力制御増加 電力需給、改善に難題

 原発優先「柔軟性が不足」

 九州電力は3カ所の揚水発電所を持っており、合計出力は230万キロワット。揚水発電は余剰電力で水をくみ上げることで「巨大な蓄電池」の役割を果たすが、3月に九州最大の小丸川揚水発電所(出力120万キロワット)が点検によって使えなくなったこともあり、同月の出力制御は計23日間に達した。
 もともと春と秋はエアコン需要が減るため電力が余りやすい。出力制御が起きやすい時期だが、九電は「年1回の点検は法律で定められている。電力需要が高まる夏と冬を避けて点検時期を探したところ3月になった。今後需要が低下する春秋には再生エネ受け入れの観点から揚水発電の大規模補修は回避する」と説明する。(後略)
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