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中間貯蔵施設 上関町議会が８月８日に全員協議会開催
　中国電力が上関町で「中間貯蔵施設」の建設に向けて調査を行う意向を示したことをめぐり、町の議会は８月８日に議員全員が集まる全員協議会を開くことを決めました。
　中国電力は２日、原発から出た使用済み核燃料を一時保管する「中間貯蔵施設」の建設に向けた調査を、関西電力と共同で上関町にある中国電力の敷地内で行う意向を明らかにしました。
　これについて上関町議会は、すべての町議会議員が集まる全員協議会を８月８日に開くことを決めました。
　この中では、西哲夫町長が中国電力から提案を受けた中間貯蔵施設の建設に向けた調査について、資料を示しながら議会側に説明することにしています。
　ただ、この場では意見交換などは行わず、議会側の考えは後日、招集する臨時議会で聞くことになる見通しです。
　中間貯蔵施設をめぐっては一部の市民グループが抗議活動を行うなどしていて、町内の対立を深める懸念もあり、中国電力からの提案を受け入れるのか、議会側の意見を踏まえた上での町側の判断が焦点となります。