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「中間貯蔵施設」計画に抗議 中国電力に広島の市民団体
　中国電力が表明した山口県上関町への使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」計画を巡り、広島の市民団体が３日、建設をやめるよう抗議しました。
　原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時的に保管する「中間貯蔵施設」を巡っては、中国電力が２日、山口県上関町に対し、施設建設に向けた調査を申し入れました。これに対し、広島の市民団体が３日、中国電力の本社前で抗議活動を行いました。市民団体は「上関原発計画に反対してきた住民らにさらなる苦悩を与える」などとして、原発計画の白紙撤回とともに、中間貯蔵施設の建設をやめるよう、抗議文を中国電力側に手渡しました。中国電力は関西電力と共同で、およそ半年をかけ、地層など、地域に即した文献やデータに基づく調査のほか、ボーリングなどを計画しています。
【2023年8月3日放送】