[2023_08_03_05]北海道、核ごみ文献調査「丁寧な説明を」 パブコメで(日経新聞2023年8月3日)
 
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北海道、核ごみ文献調査「丁寧な説明を」 パブコメで

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、経済産業省が実施していた評価基準案へのパブリックコメントで、北海道は3日、原子力発電環境整備機構(NUMO)が今後取りまとめる文献調査の報告書について地元への丁寧な説明などを求める意見を提出したと明らかにした。
 NUMOは2020年11月から道内の寿都町と神恵内村で文献調査を実施。報告書などを基に経産相が最終処分計画を策定し、閣議決定や知事などの意見聴取を経て、次の概要調査に進むかどうか判断する。
 道によると、提出は2日付。説明会の実施回数や場所に関して道の意見に最大限配慮することを要望。また「最終処分事業は国民的な議論が必要だ」として報告書の説明会を全国で実施するとともに、最終処分地の選定プロセスを市町村が応募する現在の方式から、国が候補地を絞り込む形に見直すよう求めた。(共同)
KEY_WORD:寿都町_調査応募検討_:最終処分場_:神恵内村_文献調査_: