[2023_07_10_10]米軍F16戦闘機 緊急着陸は「予防的措置」(NHK2023年7月10日)
 
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米軍F16戦闘機 緊急着陸は「予防的措置」

 07月10日 17時53分
 10日午前、青森空港にアメリカ軍のF16戦闘機1機が緊急着陸し、民間機の運航に一部遅れが出ました。防衛省東北防衛局によりますと、この戦闘機は三沢基地所属で、アメリカ軍の説明によると「航空機が通常とは異なる兆候を示したため、予防的措置として着陸した」ということです。
 青森県によりますと、10日午前10時40分ごろ、青森市にある青森空港にアメリカ軍のF16戦闘機1機が緊急着陸しました。
 防衛省東北防衛局によりますと、この戦闘機は三沢基地所属で、理由についてアメリカ軍は「航空機が通常とは異なる兆候を示したため、予防的措置として青森空港に着陸した」と説明しているということです。
 けが人の情報は入っていないということです。
 青森空港で撮影していたNHKの取材班によると、F16戦闘機は、アメリカ軍とみられる関係者が機体の点検を行ったあと、午後5時54分に離陸したということです。
 今回の戦闘機の着陸で滑走路が一時閉鎖され、民間機2便に遅れが出ましたが、現在は通常通りの運用に戻っています。
 県によりますと、アメリカ軍のF16戦闘機が青森空港に緊急着陸するのは、おととし11月、深浦町に燃料タンクを投棄したあと、青森空港に1機が着陸して以来だということです。
 青森県は、青森空港にアメリカ軍三沢基地所属のF16戦闘機1機が緊急着陸し民間機の運航に一部遅れが出たとして、10日、アメリカ軍三沢基地の司令官に対して、点検や整備など、また安全管理体制の確保に万全の措置を取り、再発防止に努めるよう文書で要請しました。
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