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内堀知事「一定の成果出ている」処理水の国際的な理解醸成【福島県】
　福島第一原発の処理水放出を巡る政府の国際的な理解醸成への取り組みについて、内堀知事は「一定の成果が出つつある」と評価しました。
　政府は処理水を安全な基準まで薄め、夏ごろから海への放出を始める計画です。処理水に対する国際的な理解醸成に向けて、韓国から専門家らによる視察団を受け入れるなどの取り組みを進めています。
　内堀知事は６月１９日の会見で「世界各国で処理水への受け止め方が異なってきている」とした上で「正確な情報発信を政府として取り組んでいただき、一定の成果が出つつある」と述べました。
　一方、中国や香港などでは正確な情報が十分共有されていないとして、「ＩＡＥＡの報告書なども活用し、丁寧な説明を続けて理解を深めていくことが重要」と述べました。