[2023_06_12_01]放射性物質含まない水で放出試験始まる 海水で薄める工程や不具合確認[原発処理水の海洋放出](福島テレビ2023年6月12日)
 
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放射性物質含まない水で放出試験始まる 海水で薄める工程や不具合確認[原発処理水の海洋放出]

 国と東京電力は福島第一原発での処理水の海洋放出について、2023年夏頃までの開始を目指している。これまでに海底トンネルの掘削などが完了し、6月11日までに処理水をためるタンクから海までの水路がつながった。
 東京電力は、12日午前8時40分から処理水ではなく放射性物質を含まない水を使い、海水で薄めたうえで放出する試験を始めた。放出試験は、2週間ほど続き、海水で薄める工程や異常を検知する装置などに不具合が起きていないかを確認する。
 処理水の海洋放出を巡っては、漁業関係者が反対の立場を表明しているほか、香港が6月10日、処理水を放出した場合、福島県産の水産物の輸入を禁止する考えを示している。
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