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「高レベル」で質問状 回答は横垣候補のみ 市民団体が送付
　原発から出る高レベル放射性廃棄物を巡り、市民団体「核のゴミから未来を守る県民の会」は26日、知事選の4候補に公開質問状を送った結果、横垣成年候補（63）からのみ回答があったと発表した。他の3候補からは25日に設定した締め切りまでに回答がなかったという。
　県民の会は告示された18日に宮下宗一郎候補（44）、小野寺晃彦候補（47）、楠田謙信候補（66）を含めた４氏の陣営や本人に質問状を提出。六ヶ所村で一時保管している海外返還分の高レベル廃棄物の保管期間「30〜50年」について、30、50年の時点で日本原燃に撤去を求めるか−など4項目を尋ねた。
　横垣氏はいずれも「求める」などと回答。ほか3候補から回答がなかったことに、記者会見した佐原若子共同代表は「県民としてとても残念だ」と述べた。
　　（佐々木大輔）