[2023_04_03_06]電力6社が値上げ幅圧縮 燃料価格下落で再計算(東京新聞2023年4月3日)
 
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電力6社が値上げ幅圧縮 燃料価格下落で再計算

 経済産業省は3日、大手電力7社が家庭向けなどの規制料金の値上げについて申請内容を見直した結果、北海道、東北、東京、中国、四国、沖縄の6電力の平均値上げ幅が圧縮されたと公表した。圧縮幅が最大となったのは東京電力の11・7ポイント。液化天然ガス(LNG)など燃料価格が下落傾向にあり、政府の要請を踏まえて再計算した。北陸電力は逆に値上げ幅が拡大した。
 経産省は今後、見直し後の値上げ幅を基に審査を進める。
 各電力の平均値上げ幅は、東京が当初申請の29・3%から17・6%に縮小。東北は32・9%から25・2%に7・7ポイント圧縮、北海道も32・2%から25・2%に7・0ポイント圧縮される。沖縄は43・8%から40・9%に2・9ポイント圧縮、中国は31・3%から30・6%に0・7ポイント圧縮、四国は28・1%から27・9%に0・2ポイント圧縮される。
 一方、北陸は石炭価格の値上がりに伴い、45・8%から46・9%へと値上げ幅が1・1ポイント拡大した。
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