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福島第一原発１号機の内部調査受け…知事がすみやかな耐震性評価を求める
　2023/4/3　12:10配信
　福島第一原発１号機の調査で、原子炉圧力容器を支える土台に損傷が見つかったことについて、内堀知事は東京電力に「すみやかな耐震性評価」を求めました。
　福島第一原発１号機では、３月２８日から３１日まで燃料デブリ取り出しに向けて格納容器にロボットを投入して内部調査が行われ、原子炉圧力容器を支える土台の鉄筋がむき出しとなり、損傷していることがわかりました。
　こうした状況について内堀知事は３日の会見で次のように述べました。

　■内堀知事
　「(東京電力には)すみやかに耐震性評価を行うとともに、県民の目線に立ったわかりやすい情報発信を行い、県民・国民の不安解消に努めていただきたい」
　また、廃炉について「最難関は燃料デブリの安全な取り出しで、東電と政府に安全を最優先に着実な廃炉対策の実施を求めていく」と述べました。
　東京電力は、１号機内部の動画を公開する予定です。