[2023_03_07_05]除染土の安全性試験 誘致を検討 風間浦村(青森放送2023年3月7日)
 
参照元
除染土の安全性試験 誘致を検討 風間浦村

 風間浦村の冨岡村長は福島原発事故の除染作業で取り除かれた土「除染土」の安全性を確かめる実証試験の誘致を検討していることを明らかにしました。

★風間浦村 冨岡宏 村長
 「村の事業のなかでも可能性がある事業があれば村の利益にもなるし福島県民の応援にもなるし国全体で取り組まなければならない問題の解決の一助になればと思っています」
 風間浦村の冨岡村長は報道陣の取材に除染土の安全性試験の誘致を検討していると明らかにし役場を移転する財源を確保するためと説明しました。
 2011年の福島原発の事故以降国は除染作業として放射性物質を含む土を取り除く作業を行ってきました。
 除染土のうち放射性物質の濃度が高い土は最終処分をすることになりますが濃度が低い土は国が再利用するため安全性を確認する試験を国内で進めています。
 村は交付金や補助金など財政上の利点を調べており新年度すでに試験を行っている福島県飯舘村を視察する方針です。
KEY_WORD:除染土_最終処分_: