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米軍戦闘機の燃料タンク投棄 東北防衛局長が青森県知事に説明
　アメリカ軍三沢基地のF16戦闘機が、青森県沖の太平洋に燃料タンクを投棄した問題についてです。東北防衛局の局長が、三村知事に経緯を説明しました。

　【東北防衛局　市川道夫局長】
　「速やかに情報提供があってしかるべきであったというふうに、私どもとしても思ってございますので」
　三村知事を訪ねた東北防衛局の市川道夫局長は、今回の燃料タンク投棄が領海外であったものの、漁業関係者や基地周辺の住民の安全・安心のために、アメリカ軍側に対しては、迅速な情報提供を求めていきたいとしました。
　これに対し三村知事は、安全を確認したうえでF16戦闘機を運用することや、再発防止策に万全を期すこと、さらには迅速かつ適切な情報提供を行うことなどを、アメリカ軍側に求めるよう改めて要請しました。

　【三村知事】
　「安全確保というところと情報提供、そういったところにつきましては、防衛省としてしっかりと対応をお願いしたいと思っております」

　【東北防衛局　市川道夫局長】
　「実際米側がですね、どういう観点で、翌日になって連絡してきたかっていうことは、具体的には私どもは承知しておりません」
　「（タンクの詳しい投棄場所など）さらなる情報につきましては米側に求めておりますので、得られましたら速やかに、また自治体等に情報提供したいと考えています」