[2023_02_16_06]制御棒の駆動装置が誤作動か 高浜原発4号機トラブル(福井県)(福井放送2023年2月16日)
 
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制御棒の駆動装置が誤作動か 高浜原発4号機トラブル(福井県)

 関西電力は15日、高浜原発4号機で原子炉が自動停止したトラブルについて、何らかの原因で誤って制御棒が挿入され、警報が作動した可能性が高いとする調査状況を公表した。(2月16日)
 高浜4号機はフル出力で運転中だった1月30日、原子燃料を燃やした際に起こる核分裂反応で発生する中性子の量が急激に減少したことを示す警報が鳴り、原子炉が自動停止した。周辺環境への放射能の影響はなかった。
 自動停止が起きる前の1月下旬、原子炉で核分裂にブレーキをかける役割を担う制御棒の駆動装置の故障を示す警報が3度にわたって出たことが確認されたという。このため、駆動装置を点検する目的で、制御盤の電源を切ったところ、警報が鳴ったという。
 関西電力は駆動装置の制御盤に使われているヒューズなど部品の一部をメーカーに送り、さらに詳しく調べている。
KEY_WORD:高浜原発_運転中に自動停止_2011年以来_:TAKAHAMA_: