[2023_02_04_01]上関原発(中国電力)予定地 祝島の反対派住民団体を支援する会発足(中国新聞2023年2月4日)
 
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上関原発(中国電力)予定地 祝島の反対派住民団体を支援する会発足

 中国電力が山口県上関町で計画する原発建設に向け、予定地での海上ボーリング調査を止めないよう祝島の住民団体に求めた訴訟を巡り、住民団体を支援する市民の会が4日発足した。
 県内外から約100人が光市の島田コミュニティセンターに集まり、協力体制を整えた。
 会合では弁護団が訴訟で争うポイントを話した。
 中国電力が海の埋め立て免許を根拠に調査を進める点について「調査は県条例に基づくもので、埋め立て免許と関係がない」と主張。
 予定地では「個々の漁民が自由意思で船を出し漁をしている」とし、住民団体を被告とするのは誤りだと説明した。
 共同代表3人が選ばれ、このうち「原発いらん!山口ネットワーク」代表の小中進さん(74)は「安心安全な海を守ろう」とあいさつした。
 祝島の住民団体、上関原発を建てさせない祝島島民の会の清水敏保代表(68)は「ありがたいの一言。運動を頑張りたい」と感謝した。(山本祐司)
KEY_WORD:上関原発計画_: