[2022_11_19_02]「守ってきた海を我々の代でだめにするわけにいかない」福島の漁師 原発処理水の海洋放出に反対訴え(テレビユー福島2022年11月19日)
 
参照元
「守ってきた海を我々の代でだめにするわけにいかない」福島の漁師 原発処理水の海洋放出に反対訴え

 2023年春に予定されている原発処理水の海洋放出問題について、多くの人に関心を持ってもらいたいと福島県新地町の漁業者が講演しました。
 「守ってきた海を我々の代でだめにすることはできないと思っているんですよ」講演したのは新地町の漁師 小野春雄さんです。
 この道55年のベテラン漁師の小野さんは、海と共に生きてきた半生を振り返り、「海は大切なみんなのもの」で 海洋放出の問題に多くの人に関心を持ってほしいと話しました。
 そして、消費者の理解が得られる科学的根拠が示されるまでは、陸上保管を続けてほしいと訴えました。
 政府と東京電力は、福島第一原発で増え続ける放射性物質を含む処理水を海水で薄め、来年春ごろに海底トンネルを通じて 第一原発の沖合約1キロから海に放出することを計画しています。
 講演会は市民団体が開いたもので、集まった人たちは現役漁師の訴えに耳を傾けていました。
KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_: