[2022_06_14_05]島根原発2号機再稼働 安全対策徹底など中電社長に要請(NHK2022年6月14日)
 
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島根原発2号機再稼働 安全対策徹底など中電社長に要請

 島根原子力発電所2号機の再稼働について、島根県の丸山知事は、中国電力の清水希茂社長と面会し、再稼働を容認したうえで、安全対策の徹底や丁寧な情報提供を行うことなどを要請しました。
 丸山知事は、6月2日、島根原発2号機の再稼働に同意する考えを示し、これを受けて、13日、県議会の総務委員会で中国電力や国などに求める内容を確認しました。
 14日は、中国電力の清水社長らが県庁を訪れ、丸山知事と面会しました。
 はじめに、丸山知事が、再稼働に伴う要望を盛り込んだ回答書を清水社長に手渡しました。
 そして、「現状ではやむをえない」と述べて、再稼働を容認する考えを示したうえで、▼立地自治体や周辺自治体に対して、引き続き丁寧な情報提供を行うことや、▼安全対策について、設備面だけでなく教育や訓練といった人的な面も強化することなどを要請しました。
 これに対し、清水社長は、「判断を重く受け止め、地域の皆様に安心していただける発電所を目指して決意を新たに取り組む」と述べました。
 丸山知事は、「安全運転に向けた中国電力の取り組みを厳正にチェックし、県民の懸念や不安が払拭されるよう取り組んでいく」と述べました。
 また、清水社長は、「安全最優先の運用は当然のこととして続け、内容についても丁寧に説明していきたい」と述べました。
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