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大熊町・復興拠点の避難指示解除へ説明会 住民からは放射線や治安に対する不安の声も・福島
　原発事故による帰還困難区域のうち、住民の帰還に向けた除染やインフラ整備が進められた特定復興再生拠点（復興拠点）の避難指示解除に向けて、大熊町は4日から住民説明会を始めた。
　大熊町は「復興拠点」について、来月上旬までの避難指示解除を目指している。
　4日は会津若松市と郡山市で住民説明が開かれ、会津若松市の会場には住民およそ30人が出席した。
　説明会では、国の担当者らが放射線量が解除の要件を満たしていることなどを説明した。
　住民からは、「放射線量が高い場所が残る」「防犯体制が不十分」といった声があがった。
　国と町は、5日もいわき市や大熊町で意見を聞き、その後解除の日程を議論することにしている。