[2022_06_03_01]女川原発でボルトなど部品89個が落下 立ち入り調査「主要設備への影響なし」〈宮城〉(仙台放送2022年6月3日)
 
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女川原発でボルトなど部品89個が落下 立ち入り調査「主要設備への影響なし」〈宮城〉

 去年、女川原発でボルトなどの部品が使用済み燃料プールに落下した問題などを受け、6月2日、県などが女川原発への立ち入り調査を行いました。
 立ち入り調査は、東北電力との安全確保に関する協定に基づいて、県や女川町などが行ったものです。女川原発3号機では、去年2月から5月の間に起きた複数の地震により、点検用の足場に使われていたボルトなどの部品89個が落下し、一部が使用済み燃料プール内で見つかりました。89個のうち、今年3月までに32個が回収されたということで、調査では未回収の57個の状況などを確認しました。
 県原子力安全対策課 横田浩志 課長
 「いろいろな可能性を探っていただいて、最悪の事象を避けていただくということで点検、確認を継続してやっていただきたい」
 これまでのところ、使用済み燃料プールなど、設備への影響はないということです。東北電力は運営管理を徹底して再発防止に努めるとしています。
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