[2022_05_31_02]泊原発判決に川内原発原告代理人「非常に追い風になる」(鹿児島読売テレビ2022年5月31日)
 
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泊原発判決に川内原発原告代理人「非常に追い風になる」

 北海道の札幌地方裁判所は北海道電力に対し泊原子力発電所の運転差し止めを命じる判決を言い渡した。川内原発の運転差し止め訴訟を行う原告代理人は「非常に追い風になる判決」と期待を寄せた。
 北海道電力の泊原発を巡り周辺の住民ら1200人余りが「安全性が不十分だ」などと主張して運転を再開させないことや全ての原子炉を廃炉にすることを求めていた裁判。31日、札幌地裁は北海道電力に対し泊原発の運転差し止めを命じる判決を言い渡した。
 奇しくも同日、鹿児島地裁では川内原発の運転の差し止めを求める裁判の32回目の口頭弁論が開かれた。泊原発の判決を受け、原告代理人で原発なくそう!九州川内訴訟の森雅美共同代表は「(判決は)非常に力づけられるし私どもの訴訟も(運転差し止めの)方向に向けてやらなきゃという活力になる。十分戦える訴訟になっている。非常に追い風になった判決ではないか」と期待を寄せた。
 川内原発の運転差し止めを求める次の裁判は10月に開かれる予定。
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