[2022_05_19_01]海洋放出了承に県内から懸念の声 福島第一原発の処理水<岩手県>(岩手めんこいテレビ2022年5月19日)
 
参照元
海洋放出了承に県内から懸念の声 福島第一原発の処理水<岩手県>

 福島第一原発で増え続けている処理水を海に放出する東京電力の計画について、原子力規制委員会は5月18日、事実上の合格を出した。
 これについて、岩手県内の漁業関係者からは風評被害などへの不安の声が上がっている。
 福島第一原発から発生するトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、東京電力では、基準以下の濃度に薄め、海底トンネルを使って原発から1キロほど沖合で放出する計画。
 原子力規制委員会は18日、この計画の安全性に問題はないとして審査書案を了承、事実上の審査合格となった。
 これに対し19日、大船渡市の漁業関係者は。
 漁業関係者は…
 「風評被害で販売不振につながる可能性はゼロではないと思う。ただ安全だ、流すみたいな感じでしか聞こえていないから、納得できる分かりやすい説明をしてもらいたい」
 「全然影響がないのかあるのか、だめになると生活の収入源がなくなるので、不安になる」
 原子力規制委員会では、1カ月間、一般の意見を募った後で、計画を正式に認可する見通しだ。
KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_: