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葛尾村の帰還困難区域の一部 来月に避難指示解除へ 住民説明会で方針示す（福島県）
　葛尾村の帰還困難区域のうち特定復興再生拠点について、15日住民説明会があり、来月中に避難指示解除を目指す方針が示されました。
　住民説明会には、国や村の担当者のほか、21世帯26人の住民が参加しました。葛尾村では野行地区が原発事故による帰還困難区域となっていて、去年11月に準備宿泊が始まりました。
　説明会では復興拠点内の放射線量が避難指示解除の基準を下回っていることや生活インフラが整ったことなどから、来月中に避難指示の解除を目指す方針が示されました。
　葛尾村・篠木弘村長「6月に避難指示解除ということで進めたいと思っています。みなさんの不安を解消しながら取り組むことが我々の責務だと思っています」
　村では15日、国と協議した上で、具体的な時期などについて検討することにしています。