[2022_05_09_02]【新潟県知事選挙】 現職と新人の一騎打ちか 立候補予定の花角氏と片桐氏がそれぞれ政策発表(テレビ新潟2022年5月9日)
 
参照元
【新潟県知事選挙】 現職と新人の一騎打ちか 立候補予定の花角氏と片桐氏がそれぞれ政策発表

 県知事選挙が5月12日に告示され、選挙戦に入ります。現職と新人の一騎打ちが予想される中、5月9日、立候補の予定者がそれぞれ政策を発表しました。
 支援者に囲まれ、政策発表に臨んだのは、新人の片桐奈保美氏(72)です。

〈片桐奈保美氏〉
 「原発をなくして病院を残す。これが私の一番の約束だと思っています」
 大手住宅メーカーの副社長を務める片桐氏。「脱原発」を最大の争点としたうえで、再編が進められている県立病院の削減はしないと力を込めました。農業については県独自の戸別補償制度や価格補償制度を導入したい考えです。

〈片桐奈保美氏〉
 「農業と自然エネルギーと観光を結び付けて新しい経済を作り出してデンマークのような豊かな新潟を作りたい。ガッツなところは誰にも負けないかなと思っています。女性が生き生きと活躍できる教育と、子育てナンバーワンの県を目指します」
 約30分後・・同じ会見室で政策発表に臨んだのは現職の花角英世氏です。

〈現職・花角英世知事〉
 「安全・安心のための災害に強い県づくりというところで防災・減災対策に集中的に取り組んでまいりたいと思います」
 花角氏は4年前の知事就任以来「防災・減災対策」を一丁目一番地に掲げています。このほか、起業、創業や観光政策にも力を入れると訴えました。原発については3つの検証を進めたうえで適切な答えをリーダーとして責任を持って出していきたいとしています。

〈現職・花角英世知事〉
 「対話を重視し県民最優先の姿勢で事業、県政に臨んでまいりたい」

 会見では原発を巡る「3つの検証」について、お互いの主張に疑問をぶつけあう場面も・・

〈片桐奈保美氏〉
 「総括委員会も含めて避難委員会、健康技術委員会いろんな話を聞いてちゃんとやっていないという感じが漏れ伝わって、そこはちゃんとするべきじゃないかなと思っています」
 片桐氏のこの指摘に対し、花角氏は・・

〈現職・花角英世知事〉
 「どういうふうにおっしゃったかわかりませんけども、私は丁寧に進めていると思っています。逆に答えありきでおっしゃられることのほうが検証というものをどういうふうにお考えなのかなと思いますけど」
 県知事選の告示が迫る中、今後、どのような主張が繰り広げられるのか注目です。
KEY_WORD:KASHIWA_: