[2022_04_27_07]ロシア軍の占拠「非常に危険だった」 IAEAトップ、ウクライナ北部チェルノブイリ訪問(時事通信2022年4月27日)
 
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ロシア軍の占拠「非常に危険だった」 IAEAトップ、ウクライナ北部チェルノブイリ訪問

 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は26日、専門家チームとともにウクライナ北部チェルノブイリ原発を訪問した。AFP通信によると、グロッシ氏は記者団に、ロシア軍が1カ月以上にわたり同原発を占拠していた際は「非常に危険だった」との認識を示した。
 同原発4号炉を覆う「石棺」と呼ばれる構造物を訪れたグロッシ氏は、占拠時は「異常な状況で、非常に、非常に危険だった」と語った。放射線量の水準は、ロシア軍が敷地内で重車両などを移動させたために一時上昇したが、現在は通常の水準という。IAEAスタッフのチェルノブイリ訪問は、ロシアのウクライナ侵攻開始後初めて。
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