[2022_03_31_10]原発再稼働の費用があれば合理的な送電網ができる (下) 日本列島を縦断する高圧直流送電技術 蓮池 透(新潟県在住)(たんぽぽ2022年3月31日) |
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◎ 仮に、前倒しで300万キロワット増強(3/30発信【TMM:No4444】★1(上)参照)が完成していたならば、今回の電力逼迫はおそらく防止できたであろう。 そして、増強の費用は約1800億円と見積もられている。 原発再稼働のための安全対策費が、電力11社で5兆7000億円以上であることを考慮すれば微々たる額である。 ◎ 5兆円以上あれば、抜本的な送電網の改革が可能だ。 つまり、日本列島を縦断する高圧直流送電技術の適用である。 2000キロメートル以上離れた地点に大電力(1000万キロワット程度)を効率よく送電できる。 北海道から九州まで、直流回線を通じて大電力送電が可能になれば、北海道の電力が逼迫した場合に九州の太陽光から大電力を送るといったこともできる。 また、中小の再生可能エネルギー会社が自由に電力を売ることができる体制も確立できる。決して夢のような話ではないと思う。 ≪参考≫蓮池氏の書籍紹介 『告発』東京電力は万死に値する −日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由− ビジネス社 本体1700円+税 242頁 蓮池 透氏執筆 ※たんぽぽ舎でも扱っています。 |
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