[2022_03_31_08]新幹線脱線現場の揺れ大震災以上 JR東日本、対策協議会で報告(北国新聞2022年3月31日)
 
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新幹線脱線現場の揺れ大震災以上 JR東日本、対策協議会で報告

 最大震度6強の地震による東北新幹線の脱線事故を受け、国土交通省とJR各社などが31日、同省で「新幹線脱線対策協議会」を開いた。JR東日本は、脱線現場近くの地震計の数値が2011年の東日本大震災を上回っていたと報告。国交省は「今回の地震の特性や被害の把握を進め、今後の対策に生かす」としている。
 JR東の提出資料によると、3月16日夜に宮城、福島両県で震度6強を観測した地震は、マグニチュード7・4で東日本大震災より小規模だったが、脱線の起きた白石蔵王駅付近の地震計が示した加速度は582・7ガルで、大震災時を1割強上回る数値だった。
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