[2022_03_17_58]最大震度6強 福島県各地の地震発生時の様子などは(NHK2022年3月17日)
 
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最大震度6強 福島県各地の地震発生時の様子などは

 2022年3月17日 1時37分
 震度6強を観測した福島市など福島県の各自治体に入っている被害などの情報や、地震発生時の様子です。

震度6強 国見町職員「ブロック塀が倒れているのを目撃」

 震度6強の揺れを観測した福島県国見町の職員によりますと「自宅にいたが、とても立っていられないほどの非常に強い揺れを感じた。町役場に向かう際にはブロック塀が倒れているのを目撃した。役場内も棚が倒れたり書類が散乱したりしていて、歩けるような状態ではない。これから至急、被害状況を確認する」と話していました。

震度6強 相馬市消防署「『会社のガスボンベ』が倒れた通報」

 震度6強を観測した福島県相馬市にある相馬消防署の職員は「立ってられないくらいの揺れが20秒くらい続き、自分の家の食器棚から食器が落ちて割れる音がした。人的な被害の電話はまだない。『会社にあるガスボンベが倒れた』という通報が入り、現場に向かっている」と話していました。

震度6強 相馬市職員「市役所も周りも停電」

 震度6強の揺れを観測した福島県相馬市の地域防災対策室の職員は「自宅にいたが、立っていられないほどの揺れだった。市役所も周りも停電になっている。まだ市役所に被害の電話は入っていない」と話していました。

震度6強 南相馬市 庁舎内で物が散乱

 震度6強の揺れを観測した福島県南相馬市によりますと、けがをした人などがいないか現在、確認中だということです。
 庁舎内では物が散乱しているということです。

震度6強 南相馬市「揺れは2回 2回目の方がかなり大きな横揺れ」

 震度6強の揺れを観測した福島県南相馬市の当直の男性によりますと「揺れは2回あり、2回目のほうがかなり大きな横揺れだった。市役所の中はいすが散乱していたほか、防火扉が外れたり花瓶が落ちたりしていた」と話していました。

震度6強 福島市 棚の瓶や本などが崩れ落ちる

 震度6強の揺れを観測した福島市の2階建てアパートの2階の部屋では、1回目の揺れで10秒ほどの揺れがあったあと2回目の揺れでは20秒ほど強い揺れがありました。
 棚に置いてあった瓶や本などが一気に崩れ落ちました。

震度6強 南相馬市 本や食器など床に落ちる

 震度6強の揺れを観測した福島県南相馬市のアパートでは、ガタガタと音を立てながら最初の揺れが起きました。
 数十秒後に揺れが落ち着いたあと、2度目の揺れが起きました。
 1分以上大きな揺れが続き、本や食器などが床に落ちました。
 電気も消えたりついたりを繰り返していました。
 その後も揺れが続きました。

震度6強 南相馬市「2回目の揺れは東日本大震災のような強さ」

 震度6強を観測した福島県南相馬市のラーメン店の男性は「最初、縦揺れがあり震度3から4くらいの揺れだと思っていた。しかしその直後にさらに大きな縦揺れが1分以上続いた。2回目の揺れは11年前の東日本大震災のときのような強い揺れだと感じた。店内の皿などが床に落ちて散乱し大変な状況になっている。津波の情報に注意しながら、片付けをしようと思う」と話していました。
 また、震度6強の揺れを観測した福島県南相馬市のコンビニエンスストアの店長は「自宅で揺れを感じ、店に来てみると冷蔵庫の中の飲み物がほとんど散乱している状態だった。また、大きな冷凍庫も地震の揺れで元の場所から動いていた。現在、片付けをしながら店をあけているが、地震のあと家族などで水をまとめて購入に来る人が増えている」と話していました。

震度6強 相馬市「壁にも亀裂」

 震度6強の揺れを観測した福島県相馬市の温泉宿のおかみは「部屋がめちゃくちゃで大変な状況です。東日本大震災の時よりも窓ガラスが割れたように思います。壁にも亀裂が入っています。テレビも倒れ、食器も激しく割れました。停電しているので、ろうそくを探しています。お客さんが3人いますが、けが人はいませんでした。どうしてよいかわからず、途方に暮れています」と話していました。
 また、震度6強を観測した福島県相馬市で酒店を経営する40代の女性は「そろそろ寝ようかと自宅の茶の間に座っていたところ、2回目の揺れが来ました。ゴゴゴっという感じで11年前の東日本大震災よりすごく揺れが大きく、長くて怖かったです。停電で真っ暗になり、建物もグチャグチャでテレビや靴箱、食器棚が倒れました。落ちた食器で足の踏み場もありません。余震が来たら家が崩れるかもしれないと思い車の中に避難しています。救急車のサイレンが何度も聞こえ、うちの周りがどうなっているかもわかりません。中学1年生の息子は、足がすくんで立てなくなっていました」と話していました。

震度5強 川内村「2、3分ほど停電」

 震度5強を観測した福島県川内村の68歳の男性は「いきなり揺れが来て驚いた。縦揺れが来たあと、横揺れが来た。さらにそのあと揺れが来てテレビが倒れそうになった。2分から3分ほど停電したが、いまは復旧している。11年前の東日本大震災を思い出し、非常に心配になった」と話していました。
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