[2022_03_17_46]3月16日23時34分に宮城・福島で発生した地震の影響による停電について【3月17日3時時点】(東京電力2022年3月17日)
 
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3月16日23時34分に宮城・福島で発生した地震の影響による停電について【3月17日3時時点】

 2022/3/17 03:00
 2022年3月17日
 東京電力ホールディングス株式会社

 3月16日23時34分に宮城・福島で発生した地震の影響等に伴う発電設備の停止により、電力システム全体を保護する装置である周波数低下リレー※が自動動作したことで停電が発生し、東京電力パワーグリッド株式会社サービスエリア内のお客さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご不便とご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
 3月16日23時59分に最大約210万軒の停電が発生しておりましたが、順次、送電を再開し、3月17日2時52分に復旧いたしました。なお、最大停電軒数発生時の東京電力パワーグリッド株式会社の各サービスエリアにおける停電軒数は以下の通りです。

<最大停電軒数(3月16日23時59分時点)>
都県 最大停電軒数
栃木県 約12万軒
群馬県 約8万軒
茨城県 約22万軒
埼玉県 約30万軒
千葉県 約22万軒
東京都 約70万軒
神奈川県 約31万軒
山梨県 約12万軒
静岡県 約3万軒
全域 約210万件

※地震等の影響によって複数の発電機が同時に停止し、「発電機の出力量(供給)」が大きく低下すると、「お客さまがご使用されている電気の量(需要)」とのバランスが大きく崩れ、周波数が低下します。
周波数が低下し続けると、他の正常な発電機まで自動的に停止し始め、最終的に、広範囲におよぶ不測の停電が発生するおそれがあります。
このような事態を回避するため、地震等の影響で失った発電機の出力量と周波数の状況や、その時点での需給バランス等に応じて、周波数低下リレーが自動で動作し、一定量の送電を停止することで、適正な周波数を維持します。

以 上
KEY_WORD:MIYAGI2022A_: