参照元
地震 福島 相馬 屋根の瓦落下 ブロック塀倒れる被害
　2022年3月17日 14時08分
　震度6強を観測した、福島県相馬市では住宅の屋根の瓦が落ちたり、ブロック塀が倒れたりする被害が出ていて、住民が片づけに追われています。
　相馬市中野堂ノ前にある伊東隆雄さん（88）の木造2階建ての自宅は、今回の地震で屋根の瓦がところどころではがれ落ち、割れた瓦が地面に散乱していました。
　また、室内では、額縁が落ちたり、扉が外れたりして、ガラスが床に散乱していました。
　さらに、自宅の庭で氏神をまつったほこらは、柱がすべて折れ、屋根が地面に落ちていました。
　伊東さんの自宅では17日、朝9時の時点で電気も水道も止まっているということです。
　相馬市では去年2月にも地震による被害が出ていて、伊東さんは、「去年の地震では自宅の被害が東日本大震災より大きかったが、今回はさらに大きい。被害がひどすぎて何から手をつけていいか分かりません」と話していました。