[2021_12_25_03]柏崎刈羽原発7号機でも74か所の手抜き工事 新潟(BSN新潟放送2021年12月25日)
 
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柏崎刈羽原発7号機でも74か所の手抜き工事 新潟

 東京電力柏崎刈羽原発の7号機で24日、新たに消火設備の配管74か所で工事の不備が見つかったことが分かりました。
 これは24日に東電が行った会見で明らかになりました。東電によりますと、手抜き工事があったのは再稼働を目指す7号機で、消火設備の配管溶接部1220か所のうち194か所を調べたところ74か所で酸化を防ぐための配管内へのガスの注入を実施していなかったということです。こうした工事の不備については特定の下請け会社の名前を挙げて配管工事の不備を指摘する匿名の申告があり、6号機では30か所で同じような手抜き工事が行われていたことがすでに見つかっています。
 【東京電力新潟本社橘田昌哉代表】「原子力発電所で作業する方々にきちんとその重要性を伝えていくことにもっと努めていく」
 度重なる問題に、柏崎市の桜井市長は・・・
 【柏崎市桜井雅浩市長】「関係する一人一人がもう一度それぞれの責任において、過去においてもかかる不正や不適切工事が行われていなかったか否か、徹底的に調査を行っていただきたい」
 今後、東電は手抜き工事を行った下請け会社が担当した溶接箇所など合わせて1500箇所以上の工事をやり直すということです。
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