[2021_12_18_01]【福島発】子どもたちの健康づくりに向き合う鍼灸師<原発事故で肥満傾向に>(FTV2021年12月18日)
 
参照元
【福島発】子どもたちの健康づくりに向き合う鍼灸師<原発事故で肥満傾向に>

 福島県福島市で毎週土曜日に行われている子どもたちの運動教室。
 主催する伊藤彰彦さんは震災後 子どもたちに起きた変化を心配していた。

 ITO total health care伊藤 彰彦代表「震災後肥満の子どもたちが増えたっていうところで、何かできるんじゃないかってことで始めて」
 県内では原発事故で外遊びが制限されたことなどから、肥満の子どもの割合が全国平均を上回る傾向が続いている。
 震災直後と比べると改善されたが、2020年度の調査でも全国でワースト1の年齢があった。

 ITO total health care 伊藤 彰彦代表
 「結構肩回りもガチガチですもんね。夜眠れないとかはないですか」
 伊藤さんの職業は鍼灸師。
 日々の施術の中で大切にしているのが…

 ITO total health care 伊藤 彰彦代表
 「患者さん一人一人が痛みのない、痛みがないと体にも余裕ができますので、余裕があるといろんなところに目を配ることができたりとか、仕事を一生懸命できたりとか、育児とか家事も一生懸命できるとかもあるので。健康がすべてなんだなという思いで、スタッフ一同頑張らせていただいています」
 4年前には仲間と一緒にジムを開設。
 利用者一人一人の合ったトレーニングメニューを通じて、運動の楽しさを感じてもらいたいと考えている。

 ITO total health care 伊藤 彰彦代表
 「運動って子どもから大人。大人よりも高齢者でも運動って何かしらできると思うんですね。ただ一番最初の始まりとして、この運動、走ることだったりとか、ジャンプしたりとか、そういうのでも楽しみって覚えてくれれば、ずっと長く継続して運動してくれるのかなと思っています」
 感染拡大で外出機会が減り、運動不足が懸念される いまだからこそ改めて健康づくりが求められている。
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