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【島根原発】PAZ内の小中学校で事故を想定した避難訓練
　島根県松江市の島根原子力発電所の周辺地域にある小中学校などで、27日、事故を想定した避難訓練が行われました。
　松江市が3年に1回行っている訓練は、原発事故で原子炉損傷に至る可能性があり、市が緊急退避指示を出したとの想定で始まりました。
　この日は、原発から半径5キロ以内のPAZと呼ばれる地域にある小中学校や幼稚園など、あわせて7つの施設が訓練に参加。
　緊急退避所の松江市総合体育館にバスで避難しました。
　PAZでは、放射性物質が外部に漏れ始める前にPAZの外へ避難を始めます。
　実地訓練に初めて参加した松江市の上定市長は、「どのような形で避難が行われるか実態を確かめたい」と話していました。