[2021_11_05_03]遮水壁と交差する排水路に亀裂 凍土遮水壁の一部が溶けた原因調査で確認<東京電力・福島第一原発>(福島テレビ2021年11月5日)
 
参照元
遮水壁と交差する排水路に亀裂 凍土遮水壁の一部が溶けた原因調査で確認<東京電力・福島第一原発>

 福島第一原発では、1号機から4号機の建屋周辺の地中に氷の壁を作り、建屋の流れ込む地下水を抑えて汚染水の発生を減らす「凍土遮水壁」が設置されている。
 東京電力によると、一部で温度が上昇し溶けていたことから原因を調査した結果、遮水壁と地中で交差する排水路に長さ1メートル幅5ミリの亀裂が確認されたという。
 ただ、亀裂には砂などが詰まっていて、氷の壁が溶けた場所とは一致しないことから関連はないとみている。
 そのため東京電力は、今後温度の上昇が確認された付近を掘削し、地下の状況を調べるなどして引き続き原因を調べる予定。
KEY_WORD:凍土遮水壁_溶ける_:FUKU1_:汚染水_: