[2021_10_29_01]プルサーマル発電 電事連に推進要望 六ケ所村と村議会(東奥日報2021年10月29日)
 
 六ヶ所村と六ヶ所村議会は28日、電気事業連合会に対し、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を通常の原発で使うプルサーマル発電の推進を求めた。むつ小川原地区の土地分謙などを手掛ける第三セクター「新むつ小川原」にも、同地区への企業や研究機関の誘致を要請した。
 戸田衛村長と高橋文雄議長らが、都内の経団連会館を訪れ、電事連原子燃料サイクル事業推進本部の大森武本部長、新むつ小川原の福田健吉社長にそれぞれ要望した。
 電事連への要望書では、核燃料サイクル推進に向け、プルサーマルについて「国とともに計画の着実な推進に全力を傾注してほしい」と求めた。六ヶ所再処理工場の設工認申請や安全対策工事を巡っては、原燃に対する「最大限の指導・支複」も要請した。
 新むつ小川原には、企業・研究機関の誘致に加え、村内商工業者や建設業者の活用を求めた。(都築理)
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