[2021_10_28_01]志賀原発再稼働に向け北陸電力・松田社長「1日も早く」 原子力規制委が来月にも現地調査/富山(チューリップテレビ2021年10月28日)
 
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志賀原発再稼働に向け北陸電力・松田社長「1日も早く」 原子力規制委が来月にも現地調査/富山

 国の原子力規制委員会による現地調査が来月にも行われる志賀(しか)原子力発電所について、北陸電力の松田光司(まつだ・こうじ)社長は、「敷地内の断層が活断層ではないと説明できるよう準備をしていきたい」と述べました。
 松田光司社長「最終局面に入ると、現地に来て最終確認をしていただくというステージに入ってます。現地での確認をしっかりしていただいて、次のステップへ参っていきたい」
 28日行われた北陸電力の中間決算発表の場でこう述べた松田社長。
 再稼動の可否について審査が続いている志賀原発2号機をめぐっては、原子力規制委員会が来月にも現地調査を行う方針を示しています。
 現地調査は、2号機の敷地内の断層について「活断層ではない」とする北陸電力の主張が妥当かどうか、採取した試料(しりょう)や露出している地層を調べるもので運転停止から10年半が経つ中、再稼動に向けた議論が進むのか注目されます。
 松田社長「こういう審査、一歩一歩進めてまいりまして1日でも早く志賀原子力再稼動。これは地域との共生、皆様のご理解、大前提ですけど一日も早く再稼動目指していきたい。そのための準備をしっかり社内でもしていきたい」
 また、通期の業績予想では販売電力量の増加を踏まえて連結の売上高を600億円増の5800億円に上方修正(じょうほう・しゅうせい)した一方、原油・石油価格の高騰により経常利益は100億円から50億円に下方修正しました。
KEY_WORD:志賀原発直下_活断層の可能性_:SIKA_: