[2021_10_15_03]信頼回復に向けた取り組みを“要求” 福島第一原発が立地する双葉・大熊町長が東電社長に要求書提出(福島テレビ2021年10月15日)
 
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信頼回復に向けた取り組みを“要求” 福島第一原発が立地する双葉・大熊町長が東電社長に要求書提出

 東京電力の小早川社長に要求書を手渡したのは、福島県・双葉町の伊澤町長や大熊町の吉田町長など。
 双葉町・伊澤町長:「これは要望でなく、要求であることをお伝えし、概要の説明とします」
 信頼回復に向けた取り組みを“要求”した背景には東京電力で相次ぐ不祥事がある。
 両町に立地する福島第一原発では2021年9月、汚染水を処理する設備で放射性物質の飛散を防ぐための排気フィルターが25ヵ所のうち24ヵ所も壊れていた。
 しかし、東京電力は2年前にも同じような破損があったにも関わらず、事実の公表や原因究明を行っていなかったことが発覚していた。
 東京電力・小早川智明社長:「人、能力、スキルも含めてですけど、ルール、そういったものをもう一度抜本的に見直していく必要があるというふうに感じておりますし」
 伊澤町長などは山口環境大臣とも面会し、約束通り2045年までに除染で出た廃棄物の県外処分を改めて求めた。
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