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再稼働目ざす島根原発2号機 学識者が安全審査合格後初の視察（島根・松江市）
　中国電力が再稼働をめざす島根原発2号機について、学識者で構成される島根県の原子力安全顧問がきょう、国の安全審査合格後初めて現地を視察しました。
　島根県は原子力発電全般について様々な専門的助言を受ける為、県内外から放射線や地震などの学識者18人を「原子力安全顧問」に委嘱していて、きょうは12人の顧問が現地視察しました。視察は2号機が国の安全審査に合格してからは初めてで、きょうはガスタービン発電機などの安全対策施設のほか2号機内の燃料プールなどをまわり中電側から説明を受けました。

東京工大　二ノ方名誉教授：
　「これまで言われていた事を全部対応していると思う。信頼性、安全性は大幅に向上していると思う。県民の方はなかなか理解できない事も多いと思う。そういう所で役に立てれば良いと思う」
　原子力安全顧問はあす、松江市内で会合を開き今度は国側から安全審査の結果などについて説明を受けた上で追って県に対し助言を行うとしています。