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原子力規制委が日本原電本店へ立ち入り検査（福井県）
　日本原電が敦賀原発2号機の安全審査に関する資料のデータを無断で書き換え、審査が中断している問題で、原子力規制委員会は4日朝、東京都台東区の日本原電本店への立ち入り検査を始めた。（10月4日）
　書き換えられたのは日本原電が規制委員会に提出したボーリングによる地質調査のデータで、規制委員会はデータがまとまる過程と調査の評価の根拠が明確に示されるまで、再稼働の前提となる審査を中断することを明らかにしている。
　立ち入り検査は5日までで、規制委員会は日本原電が作成した審査資料の信頼性を改めて調べるほか、調査データを確認し、関係者からの聞き取りも行う予定。