[2021_09_29_05]関西電力の元役員ら 大阪地検が不起訴の方針固める 金品受領問題と報酬補填問題で(関西テレビ2021年9月29日)
 
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関西電力の元役員ら 大阪地検が不起訴の方針固める 金品受領問題と報酬補填問題で

 刑事告発されていた関西電力の元役員らについて、大阪地検が不起訴にする方針を固めたことが分かりました。
 関西電力の八木誠前会長や岩根茂樹前社長ら9人は、原発が立地する福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取り、元助役の関係する企業に工事費を水増しして発注した特別背任などの疑いで市民団体に刑事告発されていました。
 大阪地検特捜部は、業績悪化でカットした役員報酬を関西電力が補てんしていた問題とあわせて告発を受理していましたが、いずれも不起訴にする方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
 被告らは「金品は預かっていた」と主張し刑事責任を否定していて、元助役は2019年に死亡していて、捜査が困難となっていました。
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