[2021_09_19_01]原発セキュリティー違反“自主管理に移行”も原因か(テレビ朝日2021年9月19日)
 
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原発セキュリティー違反“自主管理に移行”も原因か

 新潟県の柏崎刈羽原発で核セキュリティー上の違反が相次いだ問題で、東京電力がセキュリティー設備を自主管理に切り替えたことが原因の一つと分析していることが分かりました。
 この問題は、柏崎刈羽原発で侵入者を検知する設備の故障が見つかったにもかかわらず、東電が事実上放置していたものです。
 東電はセキュリティー設備について協力会社へ委託していた契約を見直し、2016年以降、段階的に自らの管理に切り替えていきました。
 関係者への取材で、東電が原子力規制委員会に提出する改善措置計画のなかで、自らで管理するようになったことが原因の一つと分析していることが分かりました。
 東電は管理する職員は増やさず、機器が壊れても代替設備で賄えばよいという悪い習慣が定着したとしています。
 改善措置計画は22日にも提出されます。
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