[2021_09_07_03]原子力規制委員会が柏崎刈羽原発を現地調査 核セキュリティー不備問題をめぐり当時の状況など確認(TeNYテレビ新潟2021年9月7日)
 
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原子力規制委員会が柏崎刈羽原発を現地調査 核セキュリティー不備問題をめぐり当時の状況など確認

 柏崎刈羽原発で発覚した核セキュリティーの不備など一連の問題をめぐり、東京電力は9月23日までに報告書を提出することになっています。それを前に、原子力規制委員会による現地調査が行われました。
 東京電力・柏崎刈羽原発をめぐってはIDカードの不正使用や核セキュリティーの不備など問題が相次いで発覚しました。
 一連の問題を受け、原子力規制委員会は東京電力に対して柏崎刈羽原発の“事実上の運転禁止”を命じるとともに、原因究明などに関する報告書を9月23日までに提出するよう求めています。
 原子力規制委員会による9月7日の現地調査は、一連の問題について検証する追加検査の一環で、規制委員会の伴信彦委員が訪れました。
 不正な侵入を長期間検知できなくなっていたセンサーの場所や、IDカードが不正に使われた当時の状況などを確認したということです。

【原子力規制委員会 伴信彦委員】
 「今後、東京電力から調査結果が出てきたときに、それと我々の理解とを照らし合わせ、さらに深堀りすべきは深堀りするという段取りになります。そして、必要な改善を求めていくことが大事なんだと考えています。」
 原子力規制委員会は東京電力の報告書の内容を確認した上で、今後も現地調査を実施していくとしています。
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