[2021_03_22_06]柏崎刈羽原発不備 自民新潟県連幹事長が党に厳正審査働きかけ要望(毎日新聞2021年3月22日)
 
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柏崎刈羽原発不備 自民新潟県連幹事長が党に厳正審査働きかけ要望

 東京電力柏崎刈羽原発のセキュリティー対策に不備があった問題で、自民党新潟県連の小野峯生幹事長は21日にあった党全国幹事長会議で、原子力規制委員会などに厳正な審査をすることを働きかけるよう、党本部に求めた。
 会議は冒頭を除き非公開で、オンラインで開かれた。会議後、報道陣の取材に応じた小野幹事長によると、今回の不備や東電のID不正使用、安全対策工事の未完了など、年明けから続く一連の失態について「東電の隠蔽(いんぺい)体質と言われても過言ではない非常体質。県民の信頼は失墜していると言わざるを得ない」と指摘した。
 その上で党本部に「国、規制委、原子力規制庁などに厳正かつ詳しい審査、調査を実施した上で、結論を県民に公表するよう強く求めてほしい」と要望した。
 要望に対し、党本部の下村博文政調会長は「(東電の)安全性に対する反省も自覚も欠如している。党としても原因の究明に取り組む上、国に対しても県民の皆様へ説明するよう申し上げたい」と話したという。【北村秀徳】
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