[2021_03_05_02]トラブル続きの柏崎刈羽原発  柏崎市長「いくつ出てくる」と苦言(UX新潟テレビ212021年3月5日)
 
参照元
トラブル続きの柏崎刈羽原発  柏崎市長「いくつ出てくる」と苦言

 東京電力柏崎刈羽原発で、セキュリティー上の問題が相次いでいることを受けて、新潟県柏崎市の桜井市長は「いくつ出てくるのか」と東電に苦言を呈しました。桜井市長は5日の定例会見で「いくつ出てくんだろう、まだあるんだろうかという思いは私もある。結果、全部出終わった段階でもう一回考えないといけない」と語りました。
 東電の相次ぐ不手際を受け、原子力規制委員会は4日。非公開で臨時会を開き今年1月に柏崎刈羽原発で侵入者を検知する防護設備が壊れ、その後の検査でも同様の故障が複数見つかったことを議論しました。今月中に評価する方針を決めたということです。
 柏崎刈羽原発をめぐっては、職員が別の職員のIDを不正に使用した問題でも、同様の手続きが進められていて、2つの問題とも4段階ある深刻さの評価のうち下から2番目以上になる可能性が高いということです。東電は6月にも可能としていた7号機の再稼働の見通しを、相次ぐトラブルのため先月末に撤回しています。
KEY_WORD:柏崎_工事完了_虚偽_:柏崎_他人ID不正入室_:KASHIWA_: