[2021_02_09_01]ID不正使用20代社員 東電説明会に不満の声(UX新潟テレビ212021年2月9日)
 
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ID不正使用20代社員 東電説明会に不満の声

 東京電力は8日夜、長岡市で柏崎刈羽原発の7号機に関する住民説明会を開きました。IDカードの不正使用問題については多くは説明せず、参加者からは不満の声が上がりました。ID不正使用は、原発所員が無断でほかの所員のロッカーから持ち出して、登録顔写真のチェックをすり抜け、さらに自分のIDに書き換えたという管理体制の甘さが明らかになっています。8日夜の説明会で東電は、参加者からの質問で、問題の社員が20代で、原発に6年勤務していることを明かしました。しかし、問題に多くは触れませんでした。参加者は説明に対しては「これをやっておけば大丈夫という東京電力の自己主張というか」「知りたいことは表現していない」と取材に答えました。東京電力新潟本社橘田昌哉代表は「原子力規制庁と相談しながら、情報発信のあり方をいま一度検討していく必要がある」と説明しました。原子力規制委員会は、この問題の深刻さを、4段階の下から2番目として、東電に対応を求めています。
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