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トリチウム処理水　東電が計画分のタンク設置完了
　福島第一原発で増え続けるトリチウム処理水をためるタンクについて、東京電力は１１日、計画していた分すべての設置を完了したと明らかにしました。
　東電は、トリチウム処理水をため続けるタンクについて、計画していた１０４７基、約１３７万トン分すべての設置を完了したと発表しました。タンクにはすでに１２０万トンあまりの処理水がたまっていて、国や東電は「再来年の夏に満杯になる」などとしています。
　東電の担当者「いまのところ新たに作る計画はございません」
　処理水をめぐって県内では、陸上保管を継続するよう求める声も根強くありますが、東電は、廃炉作業のために、敷地を確保する必要があるなどとして、タンクの増設に難色を示しています。