[2020_12_01_06]「核ごみ拒否」条例案、村議が計画 可決の公算大 北海道寿都町隣接の島牧村(毎日新聞2020年12月1日)
 
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「核ごみ拒否」条例案、村議が計画 可決の公算大 北海道寿都町隣接の島牧村

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場の選定を巡り、文献調査が始まった北海道寿都町に隣接する島牧村で、村議5人が12月15日開会の定例村議会(定数8)に核のごみの持ち込みを拒否する条例案の提出を計画している。関係者への取材で明らかになった。提出されれば賛成多数で可決される公算が大きい。
 寿都町の文献調査を巡っては、後志管内を中心に風評被害を懸念する自治体や産業団体などから慎重な判断を求める要請が相次いでおり、島牧村にも余波が広がった形だ。
 関係者によると、同村の条例案には、核のごみの持ち込みを拒否することや調査や研究の施設を受け入れないことを盛り込むという。
 いわゆる「核抜き条例」は道が2000年に制定し、幌延、美瑛、浦河の3町でも制定されている。【高橋由衣】
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