[2020_10_17_07]トラック火災 原因は鳥の巣 六ケ所・再処理事業所(東奥日報2020年10月17日)
 
 日本原燃は16日、7月に六ヶ所村の再処理事業所構内で発生した2トントラック火災について、エンジンルームに作られた鳥の巣が原因だったと公表した。
 火災は同月3日に発生。協力会社の作業員が作業前にトラックを点検した際、排ガスクリーンランプが点灯したため解除しようとエンジンをかけたところ、エンジン部分から火が出ているのを発見した。調査の結果、直径10センチほどの木くずの燃えかすが見つかり、原燃は烏の巣が火災原因となったと判断した。トラックは事務用品などの物品を運搬するもので、主に構内を走行している。
 今回の事例を受け他の車両も確認したところ、数台から鳥の巣が見つかったという。鳥の種類は不明。
 再発防止策として、運行前の日常点検でエンジンルーム内の可燃物を確認するなどとしている。
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